AHGS唯一の海外拠点がある、フィリピン・セブ島は世界的に有名なリゾート地です。
しかし、その目と鼻の先には、発展途上国ならではのスラム街が…
フィリピンでは、人口の約5人に1人が「貧困層」とされており、
特に子供の貧困率は25%程度と高く、約4人に1人が1日1.9ドル以下(日本円で約300円以下)の生活を強いられています。
路上にストリートチルドレンが居て、お金をくれと要求されるようなことは、当たり前の光景です><
セブ島で生活をしていると、日々どんなことが子供たちにとって役立つかなと考えたりします。
そんな中、日本で歯科衛生士をしている私の友人がセブを訪れたので、
子供たちに歯磨き講習をすべく、「NGO Anya’s HOME」にお邪魔しました!
Anya’s Homeはフィリピン・セブ島にあるネオギャル校長のあにゃさんが運営する
スラムの子供たちに教育や生活支援をするための寺子屋です。
セブで一番大きな市場「Carbon Market(カルボンマーケット)」の近くに位置しており、
私が訪問した際は、近くのBrangay Hall(バランガイホール:町役場的なもの)まで
日本語が話せるスタッフさんがお迎えに来てくれました!
※日本とは治安が全然違うので、もし行く場合は自力で行くような無理はせず、お迎えをお願いしてください。
Anya’s Homeでは、スタディーツアーという
訪問者が授業枠を1つ借りて、子供たちに教育ができるプランがあります。
そのスタディーツアーに、友人の歯科衛生士と参加してきました!
スラムの子供たちは、限られた生活費から食事を優先するので、
歯磨きができない子も多いそうです。
そんな状況を伺い、今回は歯ブラシ100本を寄付させていただきました!
歯磨きの大切さ、歯磨きの手順を理解していく子供たち。
虫歯だらけで、激痛に耐えられずAnya’s HOMEから病院に行く子供たちも多いそう。。
歯磨きの大切さや歯磨きをする習慣を身につけて、
より健康な毎日が過ごせるようになれば、、、そんな気持ちでいっぱいです。
せっかくの機会なので、支援されて役立つもの、そうでないものをヒアリングしました。
物資の支援は、何でもいいという訳ではありません。
しっかりと受け取る側にとって役立つのかを考えて、支援をしましょう!
今回、Anya’s Homeを訪問させていただき、
深刻な貧困で支援が必要である状況ながら、その地域の人々は
楽しく笑いながら、幸せに生活している様子を目の当たりにしました。
またその反面、親からのネグレクトやDVを受けたりしている子供たちが
笑顔で生活している様子に、心を動かされました。
フィリピンという国にお世話になりながら、ビジネスをさせてもらっている感謝を忘れず
引き続き、自分たちにできることをやっていこうと思います。
みなさんもぜひ、Anya’s HOMEのスタディーツアーに参加してみてください!
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